制作と技術

 

ホームページ制作の技術

制作会社では通常、複数の技術者の手によってホームページを作っています。内訳をみてみましょう

□ システムエンジニア
SE と呼ばれる技術者です。
顧客と打ち合わせをしたうえで、ホームページの設計書を作成します。

□ プログラマー
システムエンジニアが作成した設計書をもとに、プログラミング言語を
用いてプログラムを構築、開発していきます。

□ Webデザイナー
ホームページのレイアウトを決める ワイヤーフレーム やデザインを
確認のため モックアップ 、さらに機能を追加した プロトタイプ
を制作します。またバナー画像も作成します。

□ コーダー
Webデザイナーが制作したデザインをもとにHTMLやCSS、JavaScript
などを使用してプログラミングします。プログラマーと業務が似ていますが、
プログラマーがシステムを担当しているのに対し、コーダーはデザインを
担当しています。

□ ディレクター
コストや納期を含め、ホームページ制作の進行管理や品質管理が仕事です。
契約後からサイトが公開されるまで、依頼者の窓口になります。

これらの業務をいくつか兼務する場合もありますが、多くの技術者が
関わっています。
このことで、一般にホームページの制作費用が高額となる理由です。

ほかにも新規で写真を撮影する場合はフォトグラファー、イラストを作成
するイラストレーター、また、他のクリエイターが加わるときもあります。

 


 

□ ホームページの制作工程

ホームページの制作工程は大きく分けて、下記の流れになります。

1)ヒアリング、システムの検討
顧客の要望を聞いて、どのようなシステムをつくりたいか考えます。

2)基本設計
顧客のニーズをどのようなシステムで構築するか、プランを立てます。

3)システムとデザインの確認
Webサイト全体のイメージ、レイアウトを作成、顧客と共有します。

4)プログラミング
設計書をもとに、プログラミング言語を使って開発、構築します。

5)動作確認
ホームページが完成した後、設計書通り正常に動作するかチェックします。

6)納品、フォロー
納品後は、運用のサポートや不具合の修正などのフォローをします。


 

□ 制作会社のポイント

ホームページの作成を制作会社 に依頼した場合、ある程度費用
がかかるのは仕方がないことです。

ただ、制作会社によっては、依頼者の要望に応じてもらえなかったり、
制作納期が遅れる、ホームページ品質が低い、月額の管理費が高額など、
何かしら落とし穴がある場合があります。

経営者にとって自社のホームページは、会社を発展させるための大切な
ものです。うまく、できない、とあきらめていては目標を達成できません。

依頼するときは、こちらの要望に耳を傾けてくれる制作者かどうか
しっかりと見極めましょう。

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システムとデザインの確認、プログラミング、動作確認を独自に開発した
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